vol.15
転職エージェントで紹介されたのは
営業職と少しの事務職の求人でした。
希望していた大学事務の求人に全敗していた私は
もはや贅沢を言っている場合ではないことは
痛いほどわかっていました。
提示された求人の中から
事務職と営業職の両方に
応募することにします。
しかし、事務職の求人は
やはり書類選考すら通らず・・。
面接の連絡が来たのは
営業の求人ばかりでした。
前職の伊藤園を退職したのは6月のこと。
その間、パソコン教室に通っていたとはいえ
退職からすでに半年が経っていました。
「もう、贅沢は言ってられない。
とりあえず、どこかで働こう」
背に腹は代えられない思いで
書類選考が通った営業の求人は
すべて面接に行くことに決めました。
面接で必ず聞かれるのは
「志望理由」と「前職の退職理由」です。
私の本音を言えば、
「営業に疲れて退職しました。
事務職への転職を目指しましたが
書類選考すら通らないので
仕方なくまた営業を志望しました。」
というものでしたが
そんなことは口が裂けても言えません。
しかし、相手は採用のプロである面接官。
いくら志望理由を
綺麗に見繕っても
私の迷いや本音は
お見通しだったのかもしれません。
結局、営業職の求人も
面接で落ち続けてしまいました。
どこにも受からない焦りから
私は完全に自分を見失っていました。
気が付いたら
あんなに「営業はもう嫌だ」
と思っていたはずなのに
営業の中の営業と言われる
「保険の営業」にも応募していました。
まさに迷走の極み。
もう一度、転職エージェントに
相談しようかと思いましたが
「今度は炭酸飲料がコーヒーに代わるだけだろう・・・」
と思ってしまっていました。
そんな中、季節は年末年始を迎え
転職活動は一旦ストップすることになります。
しかし、この年末年始の「立ち止まり」が
後に大きな一手のきっかけとなります。
次回、「自問自答編」に続きます。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
