「あれ?名前しか言ってない…」完璧に練り上げた志望動機が、空回りした日

vol.19

 

パソコン教室の求人を見つけ

書類選考が通った私。

 

練りに練った

本心の志望動機と自己PRを携えて

面接に挑みます。

 

 

転職活動を始めて1か月。

 

 

この1か月の間に

いくつかの面接を経験しましたが

何度やっても慣れませんでした。

 

 

面接会場である本社の最寄り駅に

面接時間30分前には到着する私。

 

会社の場所を一旦確認してから

近くの喫茶店で時間調整します。

 

 

その間も何度も

自己PRと志望動機を反復します。

 

 

会社に向かい

時間ぴったりに呼び鈴を押します。

 

 

「本日面接にお伺いしました、田中康太です。」

 

 

通された部屋で待っていたのは

社長と次長のお二人でした。

 

緊張しながら、挨拶をし、椅子に座ります。

まずは、社長のお話から始まりました。

 

 

会社の理念や、事業内容

これからのビジョン。

 

私は一字一句聞き逃さないように

真剣に耳を傾けました。

 

それと同時に

いつでも志望動機が言えるよう

心の中で準備します。

 

 

社長の話は10分ほど続きました。

 

 

「まだ、名前しか言っていないけど、どうしたものか・・」

 

 

それでも社長はしゃべり続けます。

 

 

私のできることと言えば

笑顔で相槌を打つことくらいでした。

 

 

そして、面接開始から15分が過ぎたころ

社長が突然、席を立ちました。

 

 

(あれ?何も言えてない。これは失敗したか・・?)

 

 

不安で頭が真っ白になった私に

社長は去り際、こう言ったのです。

 

 

「君、笑顔がいいね。」

 

 

 

 

・・・えっ、それだけ!?

 

 

 

 

面接

 

こうして、私の面接は終了しました。

 

 

あんなに志望動機や自己PRを準備したのに

何も言えなかった・・

 

 

次回、「合否の結果」に続きます。

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

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